フィリップス エレクトロニクス ジャパンは2014年8月19日、油を使わずにフライができる調理家電「ノンフライヤー」の第2世代モデル「ノンフライヤー プラス HD9530」を発表した。9月上旬発売で、オープン価格だが予想実勢価格は3万2200円前後。

フィリップス エレクトロニクス ジャパンが2014年9月上旬に発売する「ノンフライヤー プラス HD9530」(予想実勢価格3万2200円前後)
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 初代モデルのノンフライヤーは欧州で2010年9月に「エアフライヤー」の名前で発売し、日本では2013年4月に発売となった。2014年6月までに日本国内で約30万台、グローバルでは約320万台という大ヒット商品だ。

 第2世代モデルのノンフライヤー プラスは、商品に対する厳しい目を持つ日本のユーザーの意見を取り入れた日本仕様とのことだ。

 初代モデルは温度(80℃から200℃まで)、タイマー(調理時間、30分まで)ともにアナログのダイヤルで設定するスタイルだったが、ノンフライヤー プラスはデジタル設定に変更された。温度は60℃の低温調理から200℃まで5℃刻みで、タイマーは60分まで1分刻みで設定できるようになり、温泉卵(温度卵)や鶏ハムなどこれまでできなかったレシピも作れるようになったことが新しい。

ノンフライヤー プラスの操作部。温度やタイマーをタッチパネルで設定できるようになった
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 フィリップス 上級副社長でキッチンアプライアンス カテゴリーリーダーのクリスティン・メイ氏は「食べ物は生活を楽しむのに重要で、特に手作りが重要だと考えている。日本の消費者が、ヘルシーな料理をスピーディーに効率良く作る、お手伝いがしたい」と語った。

フィリップス 上級副社長でキッチンアプライアンス カテゴリーリーダーのクリスティン・メイ氏
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 同氏によると、フィリップスのキッチン家電の売り上げは過去2年連続で2桁成長しており、グローバル市場でトップシェアを持つに至ったが、「次に重要になるのがローカライズ」と語る。

フィリップスのキッチン家電の売上は2年連続で2桁成長している
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 「消費者とのコミュニケーションによりニーズを把握する。それぞれの国で、意味のある製品を出すことが重要だ。『食』は各国それぞれに独自性があるが、フィリップスの場合、開発した技術を各国向けに利用できるのが強み。中国で発売した豆乳メイカーの技術をスープメイカーに応用したり、炊飯器を多目的調理器に発展させるといった具合。機能に優れた製品をすべての市場ですべての価格帯で提案したい」(メイ氏)