Macの最大の長所であるOS Xを完全消去して、MacBook Proを純粋なWindowsノートパソコンとして使う方法をレポートする。
 前編記事の「OS Xはすべて消去、 Macを100%Windowsパソコンにして使う」ではOS Xを削除した理由や、MacにWindowsのみをインストールする際の苦難を解説した。後編記事では、Windowsパソコンとしての環境整備術を記す。

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すぐスタート画面が出てしまう!キー配置問題が発生

 Windows 8のインストールが無事に完了し、Windowsの作業環境を構築していた時に、キーボードの入力に違和感を覚えた。

 まず気になったのは[F1]キーや[F2]キーといったファンクションキーが標準で機能キーに割り当てられており不便だ。キーボード右下に配置されている[fn]キーを押しながらファンクションキーを押さないと、本来のファンクションキーとして利用できない。これだとファンクションキーを多用する日本語入力などで使いづらい。

 これはWindowsのインストール時にインストールした「Boot Camp Support Software」で解決できる。「Boot Campコントロールパネル」を開き、「キーボード」タブにある、「F1、F2などの全てのキーを標準のファンクションキーとして利用」にチェックを入れるだけでよい。

ファンクションキーの入力はBoot Campコントロールで設定できる
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 ファンクションキーは簡単に解決したが、 [control]キーや[caps]キーなどの配置がWindowsパソコンと異なり、こちらも違和感を覚えた。

 特に[Command]キーに割り当てられた[Windows]キーが厄介だ。OS Xの[Command]キーは、Windowsパソコンにおける[Ctrl]キーに該当するため、[Command]キーと他のキーを組み合わせたショートカットキーが多い。そのためか、[Command]キーは左手親指で押しやすい位置に配置されている。しかし、WindowsをインストールしたMacでは[Command]キーが[Windows]キーに割り当てられており、ちょっとしたタイプミスで[Command]キーを押してしまうと、画面全体が突然切り替わり大げさなスタート画面が出てきてしまうのだ。これはかなり面倒くさい。

 また、Windowsで日本語入力を有効にする[半角/全角]キーが割り当てられて無いのが致命的だ。日本語入力を有効にするには、タスクバーをクリックしていちいち切り替えるか、IMEの設定で[かな]キーなどに割り振らなければならない。これはかなり不便だ。

アップルはWindows利用時のキーボード一覧表をサポートページで公開している。http://support.apple.com/kb/HT5636?viewlocale=ja_JP
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 キーボードの配列はソフトウエアで対処できる。「Change Key」(Satoshi氏作、入手先サイト)は、Windowsのキーボード入力を変更できるフリーソフトだ。

 このソフトを使い、Macキーボードの[Caps]キーを[Ctrl」キーに、[alt]キーを[Windows]キーに、[Command]キーを[Alt]キーに、[Control]キーを[Capsロック]キー、[かな]キーを[半角/全角キー]に割り当てた。これでなんとかWindowsパソコンとほぼ同じキーボードの使い勝手となった。

「Change Key」(Satoshi氏作、入手先:http://satoshi3.sakura.ne.jp/)というフリーソフトを使い、キーボード配置をWindowsライクに変更した。
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