光電話も無事つながったけど、足りないものがあった

 NUROが開通して数日後の朝、auからメールが届いた。「So-net光(auひかり)コース解約受付のご連絡」というメールで、内容は、ONUとルーターを返却してねという話と、やはり解約金9500円がかかる件、番号を変えないサービスの説明、光コンセントの残置の件など。So-netコールセンターの話通り撤去工事には電話で問い合わせた通り1万円がかかると書かれていた。

 ということは、今日あたり、auひかりのサービスは中断されて、NUROの光でんわが使えるようになるはずだ。と思いつつ夜、自宅に帰ってみると果たしてauひかりの無線ルーターの「電話」の部分のランプが赤に変わり、逆にNUROの光電話用アダプターの「電話」の部分が点灯していた。ケータイから家の固定電話に掛けても着信しない。つまり、光電話がauからNUROに切り替わったのだ。

NUROの光でんわアダプター。「電話」のところに緑のランプが点灯していた
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 ではということで、さっそくauひかりのルーターにつないである電話器へのケーブルを外して、NUROの光電話のアダプターに差し込む。ケータイから電話してみると、きちんと家に電話がかかった。これで全てOKだ。

 auひかりの機材を撤収する。これは簡単。壁のコンセントから突き出ている光コンセントを取り外す。コンセントのブルーと黒のパーツを持って引っ張るとすぐに外れた。外したブルーのパーツは、そのまま壁に押し込んで、外した時に取っておいたカバーを取り付けて完成。ONUと無線LANルーターからACアダプターを外し、2台をつないでいるLANケーブルも取り外した。ONUには光ファイバーがつながっているが、これははずし方が今ひとつ分からなかったので、壊してもいけないと判断して、ぐるぐる巻いて束ねた。これでauから返送用の箱が届いたら、そのまま入れて宅急便に出そう。

繰り返しになるが、黒いのがauの終端装置NOU、白いのが無線LAN機能と光電話の機能を持つルーターだ
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 最後の最後に一つ失敗が発覚。NUROのONU兼無線LANルーターの背面にはLANポートが4つある。光電話のアダプターとの接続に1つ使うので、残りは3つだ。デスクトップ機が2台と、プリンター複合機をつなぐと、余っているポートが無くなった。筆者の自宅内有線LANは、ルーターから壁のコンセントにあるLANポートに配線をつなぐ必要があるのだが、そのためのケーブルをつなぐ場所が足りないのだ。auの無線LANルーターもLANポートは4つだったのだが、ONUとつなぐための専用ポートがあった。このため、宅内有線LANにつなぐことができていたのだ。

 ない袖は振れないので、さてどうするか。考えられるのは、有線で配線しているプリンター複合機との間を無線LAN経由に変えること。本来ならそれで済むはずなのだが、何度設定を繰り返しても、デスクトップ機から無線LAN経由でプリントできなかったので、仕方なく有線接続していたのである。これをもう一度再挑戦するしかなさそうだ。もちろん、LANポートを増設するためにスイッチングハブを買ってくるという選択肢もあるのだが、するとまたACアダプターが必要になり、ただでさえケーブルだらけの机周りがますます混雑してしまう……。光ファイバーの入れ替えで、毎月の費用を下げて回線スピードを上げたのに、また新たな出費を強いられるとは思わなかった。今度、乗り換える時には、機器の仕様をきちんと確認してからにしようと決意したのだが、きっと忘れるだろうなあ。

 ところで、書き残したことがある。結局毎月の支払いはいくらになったのかというとても重要なことである。しかしそれは、おそらく1~2カ月ほどたって、実際に請求されてみないときちんと書けないので諦めた。同じように、キャンペーンで貰えるという2万円のキャッシュバックを確認できるのは、さらに先の話になる。というわけでやや中途半端なままで恐縮だが、この原稿をいったん公開させていただくことにした。なお、NUROを解約金が発生しないでやめることができるのは、2016年の3月だとのことだけど、どうせまた忘れてしまうんだろうと思う。

(文/中井法之=日経トレンディネット)

■変更履歴
本記事中、正しくは「ONU」と書くべきところを、「NOU」と記載していた場所が数カ所ありました。 お詫びして、訂正します。