あなたは仕事をするとき、イスに座って机に向かうスタイルだろうか?

 こんな質問をされたら『当たり前じゃないか』と思うかもしれない。しかし、最近、イスに座って机に向かうのは世界の常識ではなくなってきた。ヨーロッパを中心に、通常は立って仕事をし、ときどき座るのが一般的な仕事スタイルになりつつあるという。

 「スウェーデンでは、企業に対して、職場環境の定期的な改善がTCO(スウェーデンオフィスワーカー中央労働組合連盟)で定められていて、ガイドラインのひとつとして、立ったり座ったりしながら仕事ができる設備の導入を推奨している」と、「Sit&Standデスク」を取り扱うスカンジナビアン モダンの代表取締役、岡部登紀子さんはいう。

 そういう定義が定められたきっかけのひとつが、オフィスで作業をする人々に腰痛をはじめとする体の不調が増加し続けていた問題だったとか。ここ数年、日本でも職場環境が見直されるようになり、仕事スタイルが変化している。そこで、長時間座ることによる不調から、今ブームになっている立ったり座ったりの仕事スタイルまでをレポートした。