7~8型の液晶を搭載するAndroidタブレットは、製品の数が非常に多い。価格はもちろんだが、ほかにもCPUや重さなどの基本仕様、ディスプレーの画質など、選択ポイントがさまざまあり、どれを選べばよいのか迷ってしまう。

 そんなAndroidタブレットの中にあってレノボ「YOGA TABLET 8」は、特徴的な外観で個性を放っている。持ち手のような円筒を備える本体は、奇抜なだけでなく持ちやすさを考慮した結果だという。実際に使いやすいのかどうか試してみた。

レノボのAndroidタブレット「YOGA TABLET 8」(実勢価格は2万5800円)
OS:Android 4.2、CPU:MediaTek MT8125(1.2GHz)、メインメモリー:1GB、ストレージ:16GB、ディスプレー:8.0型ワイド(1280x800ドット)、大きさ:幅213×高さ144×厚さ3.0~7.3mm、重さ:401g
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片手で楽に持てるグリップつ付きデザイン

 YOGA TABLET 8の特徴は、持ちやすさにこだわった偏重心デザインを採用した点。通常、タブレットというと板状のフラットなものを連想するが、YOGA TABLET 8は本体の端に円筒状のグリップがあり、反対側の端は薄くなっている。

 この円筒状のグリップにはバッテリーが内蔵されている。タブレットの重さの中でバッテリーが占める割合は大きいが、それを端に寄せることで重心を偏らせているわけだ。

 片手で持つときは、この円筒状の部分を握る。これが、しっかりと握れるうえに重心の偏りによってとても軽く感じられる。実際に他社の7型クラスのタブレットと片手での“持ち味”を比べてみても、持ちやすさではYOGA TABLET 8がずっと上に感じた。

 実は、YOGA TABLET 8の重さは約401gで、このクラスのタブレットとしては重い部類に入る。それでも、偏重心の効果で片手での持ちやすさでは一番だろう。

一般的なフラットな板状ではなく、端に円筒状のグリップを設け、重心を偏らせたデザインになっている。これにより片手で握りやすく、安定して扱える
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横向きにしたときも、円筒状のグリップに指をかけるようにすると安定して持ちやすい
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グリップ部分の端は、片側が電源ボタン、反対側は音声入出力端子になっている
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ディスプレー側に160万画素、背面に500万画素のカメラを搭載する。背面のカメラは、グリップを握ったときに指で隠れない場所に配置されている
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 本体は明るいシルバー。カラバリはない。裏面を見ると、パーツ同士の合わせ目がやや目立つなど少し安っぽさが漂うが、価格を考えればまずまずの質感と言えるだろう。