27種類のトッピングが選べる! グラノーラ専門店

 そもそもグラノーラはどんな食べ物なのか。手作りグラノーラ&ミューズリー専門店GMT(Good Morning Tokyo)によると、グラノーラの定義は「ミューズリーにシロップ、蜂蜜、植物油などを添加してオーブンで焼いたもの」だという。ミューズリーとはオーツ麦を中心とした数種類の未精製の穀物とドライフルーツ、ナッツ、種子などを混ぜ合わせたもの。グラノーラはそれに甘味とサクサクとした香ばしさがプラスされるため、より食べやすくなっている。

 スーパーなどで売られているグラノーラに比べるとやや高めだが、素材一つひとつの個性が強く感じられ、かつ自分の好みを細かく反映できるのが特徴。店頭で購入する場合、好みのドライフルーツやナッツ類を27種類から選んでトッピングできる(通販では5種類から選択可能)。穀物とトッピングの重量割合はおよそ7:3と、工場生産の大手メーカーのものよりトッピングのボリュームが多い。厨房では一部のドライフルーツ・チョコチップなどのトッピングを除いて白砂糖は使用せず、蜂蜜とカナダ産ピュアメープルシロップのみで甘さを出している。

 意外なのは、トッピング追加よりも特定の素材を抜いてほしいというリクエストのほうが多いこと。そこで1kg以上から特定の素材を抜いたオーダーも受けている。これはレーズンやナッツなど苦手な素材があるために、シリアルをあきらめていた人が多いということだろう。「細かいオーダーに応じるのはたしかにコストパフォーマンスは悪いが、大量生産される製品には決してできないことなので、この姿勢は変えないで貫いていきたい」(オーナーシェフのビル・ヴァンオルスタイン氏)という。

日本初の手作りグラノーラ&ミューズリー専門店「GMT(Good Morning Tokyo)」
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右はミューズリー・グラノーラの基本素材となるオーツ麦。左は外の殻をとって押してつぶし、食べやすく加工したもの。ミューズリーにはこの形で配合されている。オーツ麦は日本人にはあまりなじみがない素材だが、玄米と比べて5倍以上のカルシウム、2倍の鉄分、3倍もの食物繊維が含まれており、ビタミンやタンパク質も豊富。「穀物の王様」ともいわれているそうだ
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店頭でオーダーできる27種類のトッピング「ラズベリー」「バナナチップ」「クランベリー」「ココナッツ」「いちじく」「マンゴ」「オレンジ」「パパイヤ」「パイナップル」「レーズン」「あんず」「マカデミアナッツ」「アップル」「シナモンアップル」「キウイ」「ブルーベリー」「チョコレートチップ」などの一部
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グラノーラのもととなるミューズリーのベースは米国モンタナ州から仕入れたオーツ麦を中心とした9種類の雑穀(ハード赤小麦、ライ小麦、 大麦、ライ麦、ソフト白小麦、ハード白小麦、スペルト麦、亜麻)にゴマ、ヒマワリの種をブレンド。ショップに併設された厨房で毎日焼き上げ、新鮮なうちに販売している
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オーナーシェフであるビル・ヴァンオルスタイン氏。米国出身で会社員として23年間東京で勤務をし、退職後の2010年にこの店をオープンした
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