高性能エンジンを搭載したラグジュアリーなボート

 セイル(帆)ボートのエンジン市場で圧倒的な世界シェアを持つヤンマーがまず開発したのが、新型のディーゼルエンジン「Y-CONCEPT FY01」。6気筒のエンジンは軽量コンパクトながら100馬力/Lという、ディーゼルエンジンでは世界最高レベルの高出力を実現した。このエンジン技術の利点を最大限に生かしたのが「 Y-CONCEPT X39 エクスプレス・クルーザー」と名付けられたプレジャーボートだ。

 長さ39フィートと同社最大サイズ。ここにFY01を2基搭載し、最高速は43ノット。室内空間はゆったりしていて、2つのベッドルームがあり、ラグジュアリーな内装も特徴。「2家族が1泊以上の旅ができるパワーボートは世界初。コンセプトモデルを量産化し、欧米や中東、アジアなど世界の豪華ボート市場に販売していく」(奥山氏)という。

 同社ではFY01エンジンを世界に発信するために、2013年アメリカスカップに参戦。前回のチャンピオンチーム「オラクルチームUSA」のオフィシャルテクニカルパートナーとして、伴走艇2隻にマリンエンジンとドライブセットを提供する。

ヤンマーが新たに開発した高性能エンジン「FY01」とエクスプレス・クルーザー
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スピード×室内空間の広さを両立し、2つのベッドルームを擁するラグジュアリーな内装空間が特徴。パールホワイトとメタリックレッドのツートンカラーでスタイリッシュな印象。開閉式ハードトップなど最新鋭の機器と装備を備えている
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