この記事は、「日経デザイン」2013年2月号からの転載です。記事の内容は雑誌掲載時のものです。

 マツダの新たなフラッグシップモデル、新型「アテンザ」の売れ行きが絶好調だ。躍動感あふれる個性的なデザイン、SKYACTIVと呼ぶさまざまな新技術、最新のクリーンディーゼルが生み出すパワーと経済性などが売りもので、2012年11月の発売後、わずか1カ月で約7300台の受注を獲得した。これは月間販売目標の7倍に当たる。

「匠塗」が可能にした躍動感+品格の赤
新型アテンザで初めてデビューした色、ソウルレッドプレミアムメタリックは今後、マツダを象徴するブランドカラーとして展開していく。メーカー希望価格250万円から
[画像のクリックで拡大表示]

 新型アテンザのイメージカラーは赤。「ソウルレッドプレミアムメタリック」と呼ぶ新色だ。白や黒など高級車然とした色をメーンに設定することが多いこのカテゴリーでは珍しいが、マツダにとって、赤は特別に思い入れが強い色なのだ。1980年代の大ヒット作「ファミリア」も赤がイメージカラーで、通称「赤いファミリア」として知られた。「2人乗り小型オープンスポーツカー」として生産累計世界一でギネスブックに登録されている「マツダ ロードスター」も、初代のイメージカラーは赤だった。マツダの画期的なモデルは、常に鮮やかな赤をまとって登場する。