1月下旬あたりから、「auのLTEスマホの買い取りを中止する」と告知する中古ケータイショップが相次ぎ、ちょっとした騒ぎになった
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 アキバの中古ケータイショップに、ちょっとした異変が生じている。2013年1月末前後から、主要な中古ショップがauのLTE対応スマートフォンの買い取りを相次いで中止したのだ。買い取りできなくなったのは、アップルのiPhone 5をはじめ、最新のLTEスマホすべて。なぜ、このような事態になったのか、アキバの各ショップを取材した。

端末の状況は、キャリアが提供するネットワーク利用制限照会で分かる

 中古ケータイの販売と買い取りをするビートオン 秋葉原店の中村雅洋氏は「一部の機種を除き、auのLTEスマホは当面買い取りを見合わせることにした」と語る。買い取りを中止するにいたった理由は、「持ち込まれた中古スマホの利用状況が正確に判別できないため」と説明する。

 スマートフォンは、端末ごとに異なる「IMEI」という識別番号(製造番号)が付けられている。各キャリアが用意しているネットワーク利用制限携帯電話機照会のWebサイトにIMEIを入力すると、端末の利用状況が確認できる仕組みだ。各キャリアとも、基本的に以下のような表示で状況が判断できる。

表示 端末の状況
「○」判定 端末代金を一括払いで購入した端末、
分割払いの購入で代金を完済した端末(残債なし)
「△」判定 端末代金を分割払いで購入した端末(残債あり)
「×」判定 端末代金の未納などで利用制限がかかった状態の端末(赤ロム)
「-」判定 IMEIがキャリアに登録されていない状態の端末(販売前の端末)

 端末の購入方法が一括払いなのか分割払いなのか、端末代金の残債があるかどうか、正規の販売店を通じて販売された端末かどうかが分かるわけだ。中古ショップは、買い取りの際にこの情報を確認することで、買い取り可否の判断や金額の査定に反映させている。