スマートフォンの進化は新興国などグローバル市場にチャンス

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 世界のスマートフォン出荷台数がパソコン出荷台数を超えたことを挙げ、田中社長は「注目は新興国でスマートフォンが伸びていること」と語る。

 「これから4年ほどの間に、スマートフォンが新興国で爆発的に普及するとみられている。コンソールゲーム機ではパッケージ価格の高さや海賊盤の問題があったが、スマートフォンならコンソールゲーム機では開拓できなかった新興国のゲーム需要に対応できる」

「これから4年ほどの間に、スマートフォンが新興国で爆発的に普及するとみられている」(田中社長)。
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 市場が広がりをみせる中で、田中社長はゲームプラットフォームの重要性を強調した。

 「プラットフォームの重要性はどんどん増している。ゲームプラットフォームはハードウエアのプラットフォームとは異なり、マーケティングやノウハウ共有、ユーザー勧誘などのプラットフォームにもなっている。フィーチャーフォンからスマートフォンに移行するなかで、プラットフォームの定義を自ら変えて進めているところだ。ゲームを作っていただく方のサポートをするというのも新しいプラットフォームのあり方だと考えている」

 グリープラットフォームは169カ国に展開しており、「さらに大きな発展すべく開発している」と田中社長は語る。

 「全世界に通用するものを作ることができるという実感を高めている。ゲームのグローバル化は大きなチャンスだ。ビジネスチャンスというだけでなく、より多くの人に使ってもらうチャンスでもある。スマートフォンの登場によって、アイテムを買っていく形でゲームができる(フリーミアム)モデルが普及したことで、これまでゲームを敬遠していた人も取り込めるようになった。作っているコンテンツが全世界に使ってもらえるという喜びを皆さんで共有して産業を盛り上げ、さらに新しいものにしていきたい」

(文/安蔵 靖志 写真/村田 和聡、安蔵 靖志)