2012年9月20日、千葉県の幕張メッセで世界最大規模のゲーム見本市「東京ゲームショウ2012(TGS2012)」が開幕した。今年のテーマは「GAMEで笑顔がつながっていく。」。

「GAMEで笑顔がつながっていく。」が今年のテーマ。東京ゲームショウ2012が始まる
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 10時からの開場を前にした開幕式では、東京ゲームショウを主催するコンピュータエンターテインメント協会(CESA)の鵜之澤伸会長が「今年の出展社数は歴代2位の209社、コマ数は歴代4位となった。海外からも87の団体が参加し、アジアで1番の見本市になるという目標を達成できた。自然災害や厳しい経済状況の中で、ゲーム業界が変化に耐えられることを証明できた結果といえる」と、あいさつした。

 続いて、TGS 2012を共催する日経BP社の長田公平社長が登壇。「昨年は震災、原発などの問題があり、入場者数が伸びないと危惧していたが、蓋を開ければ過去最高を記録した。ゲーム業界の力強さを感じた。今年も多くの企業が出展する。スマートフォン、SNS、スマートTV、クラウドゲームなどのプラットフォームの拡大が背景にある。ゲーム人口も愛好家だけでなく、これまでゲームをしたことのない人も加わり、著しい成長を見せている。技術発展によりアジアへの市場拡大も加速しており、メディアとして後押ししていきたい」と話した

東京ゲームショウを主催するコンピュータエンターテインメント協会(CESA)の鵜之澤伸会長
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東京ゲームショウを共催する日経BP社の長田公平社長
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 経済産業省 IT戦略担当の今林顯一大臣官房審議官は、「ゲームショウは今年で22回目、人間に例えるなら大学を卒業して社会に出る年だ。クールジャパンとして、世界に日本のゲームを発信して、官民上げて産業を活性化していきたい。他方で急成長中のソーシャルゲームについては、子供を持つ親から心配する声が上がっている。政府も協力し、業界とともに安全策を打ち出していく」と語った。

 JAPAN国際コンテンツフェスティバル(コ・フェスタ)の大谷信義委員長は、「日本のコンテンツを世界に発信し、新しいビジネスチャンスを生み出す手助けをする我々の取り組みにとって、ゲームは有力なコンテンツ。TGS2012を通じてゲームの魅力を国内外に発信していきたい」と述べた。

経済産業省 IT戦略担当の今林顯一大臣官房審議官。経済産業省は東京ゲームショウを後援する
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JAPAN国際コンテンツフェスティバル実行委員会の大谷信義委員長
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(文/三浦善弘=日経トレンディネット、写真/菊池くらげ)