開発はAKGと共同で

 harman/kardonは、ハーマンインターナショナルが所有するブランドの1つで、harman/kardon BTは、同じハーマングループであるAKGとの共同開発で生まれたとされる。

 ヘッドホンの形式としては、イヤーパッドが耳の外側を覆う、アラウンドイヤー型の密閉型。ヘッドバンドの側圧は密閉型としてもかなり高く、その代わりに高い遮音性を得ていて、モバイル環境で使われることを意識した設計だ。

 その割に装着快適性を大きく損なっていないのは、この独特の長方形のハウジングに合わせたイヤーパッドのせいかもしれない。人間の頭は縦に長く、頭部に接する面積をそれで稼げるため、圧迫される点が分散されるのかもしれない。

低反発素材入りのイヤーパッドもハウジング同様長方形。STAXにも同様の形状のイヤースピーカーはあるが、側圧の高い密閉型ではなく、開放型で側圧も低い。楕円形の密閉型に比べても、意外と疲れず装着感は良好
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 AKGが設計に関わっているヘッドホンらしく、ヘッドホンの自重とパッドの張力で頭にフィットさせる逆ハンモック式。ヘッドバンド長の調整機構はないが、ヘッドバンドが交換式となっており、標準装着品より一回り大きなものに換えることで、フィッテイングの調整もできる。

ヘッドバンドは着脱式。標準装着のSサイズのほかに、Lサイズが付属する
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