※この記事は日経エンタテインメント!(9月号)の記事を転載したものです。購入はこちら

 『ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦! ベリアル銀河帝国』が7月12日から中国全土の映画館1000館、2800スクリーンで公開されている。このスクリーン数は日本映画史上最大規模で、中国映画やハリウッド映画の大作並み。シネコン1カ所で2~3スクリーンを使って上映されている。

7月12日に中国で公開された『ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦! ベリアル銀河帝国』は公開4日間で興行収入1万2000人民元を記録する好調な滑り出しを見せている。(C) 2010「ウルトラマンゼロ THE MOVIE」製作委員会
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 『ウルトラマンゼロ』が中国の映画マーケットで存在感を発揮しているのは、昨年5月に公開された第1弾の『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』が大ヒットしたから。約2700スクリーンで5週間にわたり上映され、3000万人民元(約3億7000万円)を超える興行収入を上げ、日本の実写映画の新記録を樹立した。今年は夏休みの7月公開となり、興行関係者の期待の高さが表れている。

 昨年の大ヒットを受け、今年は公開に合わせてウルトラマンビジネスを連動させる動きも出ている。ローソンは6月8日、上海にウルトラマンをテーマにした店舗を開店した。店舗の内外装の至る所に歴代ウルトラマンを飾ったり、店員の制服も隊員風とした。一方、天津・国際展覧センターでは7月6日から15日にかけて『天津キャラクターカーニバル ウルトラマンがやってきた!』が開催され、盛況だったという。