今回リニューアルするauの絵文字の例
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 KDDIは、auの携帯電話・スマートフォンに内蔵する絵文字を夏モデルからリニューアルする。主要な絵文字をNTTドコモのものに統一し、その他の絵文字もドコモのデザインをベースにしたシンプルなものに置き替える。アニメーションのある一部の絵文字はデコメ絵文字で代替する。KDDIはなぜ今になって絵文字をリニューアルするのか。なぜドコモに合わせるのか、ドコモの絵文字の権利は誰が持っているのか……。絵文字のリニューアルにまつわる疑問を整理していくと、「そもそもケータイの絵文字はどのようにして生まれたのか」という1つの問いに行き着く。今回は、この問いに答えられる人物にインタビュー。NTTドコモ出身で、現在はバンダイナムコゲームスに所属する栗田穣崇(くりた・しげたか)氏。「iモード」を作り上げた1人でもあり、絵文字の生みの親ともいえる人物だ。

 実は今回のauの絵文字リニューアルも、この栗田氏がすべての絵文字の監修を担当している。絵文字14年の歴史と誕生の経緯について語ってもらった。

栗田穣崇(くりた・しげたか)
バンダイナムコゲームス所属。1995年にNTTドコモ(当時のNTT移動通信網)に入社。97年4月に社内公募でゲートウェイビジネス部(のちのiモード事業部)へ配属、iモード立ち上げに参画する。iモードコンテンツのコンサルティングを行うドコモ・ドットコムへの出向、ぴあへの転職などを経て2011年にバンダイナムコゲームス入社。現在はバンダイナムコグループの新たなコンテンツプラットフォームの構築(グループ連動ネット戦略)を担当する
栗田氏が生み出した、iモードの絵文字(一部)。現在まで続くケータイ「絵文字文化」の原点だ
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