司会はタレントの赤坂泰彦氏
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 続いて、タレントの赤坂泰彦氏が「ハチロクを見たくて私もやって参りました」と登場、司会進行を担当。

 豊田社長は、同パーティーには、「MORIZO」(モリゾー)といういわばドライバーズネームで登場。

 豊田氏は以前、十数年以上前に出会い、長年トヨタのテストドライバーを務める成瀬弘氏に、「あなたのような人に、運転の仕方も知らないのに、ああだこうだ言われては困る。自分たちは命を掛けているんだ。少なくとも正しい運転の仕方を知ってくれ」と言われた。そして豊田氏は成瀬氏のチームで運転トレーニングを開始。その後、「ニュルブルクリンク24時間レース」への参加を誘われ、国際C級ライセンスが必要となった。その時に「豊田章男」として参加するのではいろいろと問題があるため、ドライバーズネームを考え、当時開催されていた愛知万博で人気のあったキャラクター「モリゾーとキッコロ」から、「MORIZO」というドライバー名で活動するようになったそうだ。

MORIZO氏は師と仰ぐ成瀬弘氏にトレーニングを受けた
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MORIZO名でレースにも参加
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レース参戦のようす
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 赤坂氏に社長としての立場とMORIZOとしての立場の見方の違いを聞かれた豊田氏は、自身が心からクルマ好きながら、クルマのことをコメントする際、制限がある立場であること、そのつらさを口にした。だからこそ社長やトヨタという立場を超えた、いちクルマ好きとして、いいクルマ、楽しいクルマが世の中に必要だと発言できる、MORIZOというドライバー名が役立っていると話し、「クルマ好きを増やす役割はMORIZOなのではないのかなと思っています」(豊田氏)とした。

 また、あるジャーナリストに「トヨタの役員はハンドルを握らずにゴルフクラブを握っている」と指摘されたのを機に、スポーツの時間を、ハンドルを握る時間に替えた。プリウスカップなどのイベント時には販売店の人や顧客などを乗せる。それもまた自分へのトレーニングになっていると思うと語った。

 その後、MORIZOとしてのダートトラックや雪上でのトレーニングの様子が紹介され、会場には実際のトレーニングに使用した86も展示。「86はものすごく素直なクルマに生まれたと思います。今後この素直な86をお育て頂くのは皆様だと思っています。長い間、かわいがっていただきたい」(豊田氏)と思いを述べた。

86を使ってダートでトレーニング
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雪上でもトレーニングした
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トレーニングに使用したシルバーの86
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