韓流ドラマ人気が止まらない。レンタルビデオチェーン「TSUTAYA」における2011年の韓国ドラマ年間レンタル回数は、2010年の1億840万回から1億3600万回と急増する見込みだ。ちなみに、ドラマ「冬のソナタ」が一大ブームを巻き起こした2004年のレンタル回数は1623万回。これだけでも、韓流ドラマの急成長ぶりがわかるだろう。

 いまや、一つのジャンルとして確立した韓国ドラマ。「24」や「プリズンブレイク」など大ヒット作が次々と登場し、レンタルビデオの中心的存在だった“海外ドラマ”のTSUTAYAでのシェアも抜いたという。

TSUTAYAの年間レンタルランキングで2 年連続1 位となった「美男(イケメン)ですね」。同じくチャン・グンソク主演の「メリーは外泊中」も大ヒット。(C) SBS Contents Hub ■発売元:アミューズソフト/TBS ■コピーライトLicensed by KBS Media Ltd. (C) 2010 KBS All rights reserved.
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JYJのユチョンが主演した「トキメキ☆成均館スキャンダル」。K-POPアーティストのドラマ出演が相次いでいる。Licensed by KBS Media Ltd. (C) RaemongRaein
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 市場の拡大に伴い、韓流ドラマの買い付け価格も上昇している。日本で人気の俳優や歌手が出演したり、過去にヒット作を手がけた脚本家が担当する作品など日本でのヒットが期待できるものは特にその傾向が強い。

 最近では、有力作品を韓国での放送前に買いつける“青田買い”も増えている。ポニーキャニオンは、2011年11月、韓国の制作会社ユンスカラーと、韓国で2012年の上半期に放送が予定されているドラマ 「ラブレイン(原題:サランピ)」の放送版権事前販売契約を締結した。同社は、日本国内における韓国ドラマ史上最高金額で落札したという。それもそのはず、「ラブレイン」はいま日本で一番人気の俳優であるチャン・グンソクと、K-POPグループ・少女時代のユナが主演。さらに、監督が「冬のソナタ」を手がけたユン・ソクホ氏という、ヒット確実の布陣の作品だ。

各社争奪の末、ポニーキャニオンが日本国内における韓国ドラマ史上最高金額で、日本で放送権を獲得したドラマ「ラブレイン」。韓国で2011年上半期に放送予定
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