スカパー!などで放送されているパラダイステレビの番組などを販売していたTOKYOデジタルニュースも初出展組。グラビアや成人向け作品などは既に海外向けに展開しており、海外を意識して編集をしている作品もあるという。海外ではこれまで雑誌などで紹介された口コミから番組販売につながるケースが多かったという同社。バイヤーが集まる見本市に出展して、新たなネットワークを築くのが出展の狙いだ。

会場では3Dのグラビア作品などを紹介していたTOKYOデジタルニュース
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 このほかアニメ関連の見本市も10月27日、28日に秋葉原で開催された。今年が2回目となる「東京国際アニメ祭2011秋」だ。アニメビジネスのマッチングなどを目的としており、アニメ関連の18社が出展。アニメビジネスをテーマとしたカンファレンスやシンポジウムなども開催された。

 コ・フェスタは今年5回目。こうした見本市などを通じてビジネスマッチングの機会を増やし、日本のコンテンツの海外展開を後押ししている。日本のコンテンツ産業を大きく育て、日本経済を支える柱の一つにしようというのだ。ただ見本市への参加者からは、日本のアニメなどに対する需要は「2~3年前がピークだった」という声も聞こえてくる。「クール・ジャパン」のマンガやアニメは海外でも人気だが、最近特にアジアでは、K-POPが大きな広がりを見せる韓国勢の人気におされ気味でもある。巻き返しを狙う「クール・ジャパン」。海外で新たな人気コンテンツが育つことを期待したい。

(文/吾妻 拓=日経トレンディネット)