北海道から沖縄まで、日本の世界遺産は16カ所!

 日本には、日本人のアイデンティティの代名詞とされる京都や奈良をはじめ、森羅万象を表現する信仰の地である熊野や沖縄、島国ならではの独特な生態系を持つ自然が評価され、現在、12の文化遺産と4の自然遺産、合計16カ所がある。平泉と小笠原諸島以外の世界遺産を挙げてみよう。


知床

 2005年登録、北海道、自然遺産。
 シマフクロウやオオワシ、アザラシなどが生息する、世界最南端の流氷接岸地帯。


白神山地

 1993年登録、青森県・秋田県、自然遺産。
 世界有数の広大なブナの森。厚みのある落ち葉の層に守られた動植物の宝庫。


日光の社寺

 1999年登録、栃木県、文化遺産。
 仏教と神道、徳川家墓所の複合した宗教的霊地。17世紀の芸術性高い社寺建築が残る。


白川郷・五箇山の合掌造り集落

 1995年登録、岐阜県・富山県、文化遺産。
 豪雪地帯にあわせた独特な建築様式、見事な合掌造りの家屋が点在する里の原風景。


古都京都の文化財

 1994年登録、京都府・滋賀県、文化遺産。
 清水寺や金閣寺、二条城など平安京時代を彷彿とさせる、17件の華やかな歴史的建造物群。


古都奈良の文化財

 1998年登録、奈良県、文化遺産。
 東大寺、興福寺など、日本文化の基盤が確立した平城京時代の木造建築と春日山原始林。


法隆寺地域の仏教建造物群

 1993年登録、奈良県、文化遺産。
 世界最古の木造建造物をはじめ、48棟の仏教建築が佇む、聖徳太子ゆかりの地、斑鳩。


紀伊山地の霊場と参詣道

 2004年登録、和歌山県、奈良県、三重県、文化遺産。
 太平洋を望む山々の深い森に息づく、神仏習合の3つの霊場と伊勢神宮へとつながる参詣道。


姫路城

 1993年登録、兵庫県、文化遺産。
 完璧な防御システムと独創的な意匠が施された、戦国時代の美しい城。


石見銀山遺跡とその文化的景観

 2007年登録、島根県、文化遺産。
 当時の生産現場から街並みまでの景観が残る世界有数の銀鉱山遺跡。アジア初の産業遺跡でもある。


広島平和記念碑(原爆ドーム)

 1996年登録、広島県、文化遺産。
 人類史上初めて原爆が投下された場所に残る唯一の建造物。世界の負の遺産のひとつ。


厳島神社

 1996年登録、広島県、文化遺産。
 海上に浮かぶように建ち並ぶ、神秘的な平安時代の寝殿造りと大鳥居。


屋久島

 1993年登録、鹿児島県、自然遺産。
 多様な固有種、北海道~沖縄までの気候を体感できる原始の森。


琉球王国のグスク及び関連遺産群

 2000年登録、沖縄県、文化遺産。
 失われた琉球王国の豊かさと、沖縄伝統の信仰を感じ取ることができる遺跡群。