震災の日、直接は被災しなかった首都圏エリアで、突如として売れ行きをのばしたものがいくつかある。

 その一つは自転車だ。首都圏の交通網が麻痺したことを受け、徒歩での帰宅にたえかね、手近な店で自転車を購入して帰る人が続出した。また、非常時の自転車の有用性を思い知り、これを機に本格的な自転車通通勤に切り替えた人も多い。

 また、コンビニの店頭から姿を消したものの一つに、ケータイ用の充電器がある。想定外の“帰宅難民化”によって、手持ちのモバイル機器のバッテリーに不安を感じた人が多かった。もしものときのリスクに備えて、モバイルバッテリーを新たに持ち始めた人も多いだろう。

 今回紹介するのは、この2つのニーズを同時に満たすアイテムだ。つまり、「モバイル機器の充電に使える自転車」である。東部というメーカーが販売する電動アシスト自転車「エアロアシスタント アンジーN」という商品がそれだ。

 充電に使える自転車とは一体どういう意味なのか、順に解説していこう。

東部の「エアロアシスタント アンジーN」(9万6600円)。写真はオプションであるリアキャリア(3360円)と両立L型スタンド(3360円)、籐風ビニールバスケット(4410円)をつけた状態。走行距離はエコモードで約35km、パワーモードで約27km。タイヤは20インチ。本体サイズは150×105×58cm、重量22kg(画像クリックで拡大)