東芝は2011年3月2日、液晶テレビ「REGZAシリーズ」の最新モデル「REGZA Z2シリーズ」を発表した。映像処理エンジンに新開発の「レグザエンジン CEVO(シーボ)」を搭載した3D非対応の上位モデルで、47V型の「47Z2」(予想実売価格32万円前後)、42V型の「42Z2」(同25万円前後)、37V型の「37Z2」(同20万円前後)の3モデルをラインアップする。レグザエンジン CEVOは、2006年9月に発売された「Z2000シリーズ」に搭載された「メタブレインシリーズ」から約4年半ぶりのフルモデルチェンジとなる。それによってどれだけの進化を遂げたのか。AV評論家の増田和夫氏が開発陣に迫る。

東芝が2011年3月中旬に発売する「REGZA Z2シリーズ」。47V型、42V型、37V型の3サイズをラインアップする(画像クリックで拡大)

 「一般的に言って、テレビシリーズの構成比は低価格なエントリーモデルが中心になりがちですが、REGZAでは上位モデルにご支持をいただいております」と語るのは、REGZAシリーズのコンセプトリーダーである東芝ビジュアルプロダクツ社の本村裕史氏。フルモデルチェンジしたZ2シリーズには大きな自信を見せる。

REGZAシリーズのコンセプトリーダーである東芝ビジュアルプロダクツ社の本村裕史氏(右)とAV評論家の増田和夫氏(左)(画像クリックで拡大)

 「ZシリーズはREGZAの顔とも言える、メインストリームの上位モデルです。そのバリエーションとして、3D以外にも選択の幅を広げたい。こだわりのある2Dモデルも欲しい、そのようなコンセプトでZ2シリーズを設計しました。Z2シリーズは新開発の映像エンジンなどを搭載した“買いたくなる”魅力にあふれた高性能テレビです。販売目標はZ2シリーズ全体で月約7万台を予定しています」(本村氏)

 Z2シリーズに搭載された新開発の映像エンジン「レグザエンジン CEVO(シーボ)」は上位モデル用の映像LSIで、Z2000シリーズ以来約4年半ぶりのフルモデルチェンジとなる。本エンジンは2010年秋の「IFA」(独ベルリンで開催されるコンシューマエレクトロニクス展示会)や2011年初頭の「International CES」(米ラスベガスで開催されるコンシューマエレクトロニクス展示会)で「CEVOエンジン」として紹介された映像LSIの国内版である。CEVOは同社テレビの新しい映像エンジンとしてグローバルに展開される計画だ。

約4年半ぶりのフルモデルチェンジとなったREGZAシリーズの映像処理エンジン「レグザエンジン CEVO」(画像クリックで拡大)