Facebookの友達から、リアルタイムで歓声が聞こえる!――Nike+GPS

 ナイキが配信している「Nike+GPS」も、人気の高いアプリの一つ。しばらく英語版のアプリのみが提供されてきたが、昨年12月に日本語版の配信が始まった。価格は残念ながら無料ではなく、230円だ。

 このアプリ、使い始めるとやや拍子抜けするのが、画面表示がきわめてシンプルである点。走行中には距離と時間、ペースが数字で出ているだけだ。現在位置の確認すらできず、やや物足りない印象がある。

 しかし、音声アナウンスは日本語化されているだけでなく、なかなか凝っている。元プロ野球選手の清原和博氏や、タレントの安田美沙子さんの肉声メッセージが、走っている最中に聞こえてくるのである。何らかの記録を達成した際などに聞こえてくるようで、自分から設定できるわけではないのが、微妙に達成欲をそそる。

日本語化されていて見やすい画面(画像クリックで拡大)

走行中の画面はこれだけ。音声アナウンスは任意のタイミングで聞くことができるが、現在地も見られない(画像クリックで拡大)

パソコンサイトからは、さまざまな「チャレンジ」という目標を設定して管理できる(画像クリックで拡大)

日本語アナウンスは、時々安田美沙子の声が聞こえてくるなど凝っている(画像クリックで拡大)

ラン開始と同時にFacebookにそのむねをポスト。そこに「いいね!」が付くと、イヤホンから「歓声」が聞こえてくる(画像クリックで拡大)

 もう一つ面白いのが、Facebookとの連係。このアプリはランニングを開始した瞬間に自動でそのことをFacebookにポストできるのだが、そのポストに誰かが「いいね!」ボタンを押してくれると、即座にイヤホンから歓声が聞こえてくる仕掛けになっている。当然、誰かがたまたま「いいね」! をしてくれなければ意味がないが、紛れもない「友達の応援」が、いきなり耳に入ってくる感動は大きそうだ。

 こちらもデータ管理ができるウェブサイトがある。こちらでは、「○日までに何km走る」などの「課題」を設定して、その達成を目指すという演出が強く打ち出されている。ほかの会員が作成した課題を自分に流用できるといったSNS的な仕掛けもある。フラッシュを多用したリッチな作りで、やや表示が重い気もしたが、充実していることは間違いない。

 なお、残念ながら2月末で終了してしまうのだが、今シーズンはウェブサイト上で人から人へとたすきをつなぐ「バーチャル駅伝」的なイベントが行われ、大きな盛り上がりを見せていたようだ。今後も同様の仕掛けを期待したいところだ。

2月まで大きな盛り上がりを見せていた、バーチャル駅伝企画「Nike Run Fwd」(画像クリックで拡大)