日経トレンディ

 2011年2月4日発売の「日経トレンディ2011年3月号」では「プチ肥満、薄毛、花粉症に勝つ」と題して、カラダの悩みに関する通説や気になるヒット商品の本当の効果を、科学的根拠に基づいて検証する特集を掲載している。ダイエット関連商品のなかで最近急成長しているのが「トーニングシューズ」だ。

 履いて歩くことでエクササイズ効果が得られることをうたう「トーニングシューズ」が売れている。すでに米国でブームとなっているが、日本でも、「運動靴の市場全体がダウントレンドにあるなかで、唯一の急成長カテゴリー」(米スケッチャーズの総販売代理店、アキレス第二販売部の西郷進主査補)と言われ、複数のメーカーがしのぎを削っている。

 このブームの火付け役は、リーボック ジャパンが展開する「イージートーン」。09年2月から女性向け、昨年1月からは男性向けの製品が発売され、「当初はしばらく品薄状態が続いた」(マーケティング部の嶋田麻友子PRマネージャー)。従来のトーニングシューズに比べて半額以下の手ごろな価格帯と、より普段着に合わせやすいデザインがヒットの要因だ。2010年秋にはニューバランス ジャパンが参入。各社とも、「ウォーキングをする時間は取れないが、日々の移動時間を使って効率的にやせたい」という人をターゲットに今後もラインアップを拡大する計画だ。

小田急ハルクスポーツのトーニングシューズ売り場。リーボック ジャパンはイージートーンを履いたときの不安定さを体感できる販促物を用意し、売り込みをかける(画像クリックで拡大)