サービスや料理の内容は、ほかの客とまったく同じ

 サイトからプリントアウトしたクーポンを持って店へ。客は3、4割の入り。木曜の夜ではあったが、退店までの間、席が埋まることはなかった。そもそも予約でいっぱいの店ならクーポンを出す必要はないのだな、と妙に納得。着席後にクーポンの提示を求められた。

 飲み物の注文のあと、スムーズにコース料理が始まった。クーポン利用客だからといって特別なことは何もなく、クーポンで訪れたことを忘れてしまうほど。料理は豪華で、少食の人なら食べ切れないほどの量だった。4500円なら大満足の内容だ。ただ、クーポンにはドリンクが含まれておらず、高級な店だけにビールは1杯1000円と高かった。

コースのなかの1品(画像クリックで拡大)

コースのデザート(画像クリックで拡大)

ビールは1杯1000円以上(画像クリックで拡大)

 その後、いくつかの飲食店のクーポンを使ううち、この「ドリンクの注文」や「追加の食べ物の注文」が店にとっての"生命線"であることがわかってきた。閑散期対策などの意味合いがあるとはいえ、すべてを50%以上の割引率で提供しては、店の利益はほどんどない。だが、追加注文が入ればそのぶんの利益は確保できるのだ。