日経トレンディ

 この記事は2010年10月4日発売の「日経トレンディ11月号」から転載したものです。情報は基本的に発売時点のものとなります。

 ロースターで豪快に焼き上げることで、程よく脂が落ち、焼き目が付いたカルビ──。焼き肉店で食べる、あの味を再現するべく、各社が焼き肉プレートに力を入れている。業界初のIHホットプレートを出したパナソニックも、今年焼き肉プレートを追加で発売。肉の焼き上がりや脂の落ち具合、煙の出方に差はあるか、“焼き肉のプロ”とともにチェックした。

 ホットプレートを使った3大定番メニューといえば、「焼き肉」「お好み焼き」「焼きそば」だ。なかでも各社が力を入れているのが焼き肉で、専用プレートにもそれぞれ工夫を凝らしている。

 昨年発売のIHホットプレート「KZ-HP2000」(パナソニック)は、当初は焼き肉プレート自体がなかったが、「ユーザーからの要望が多かったため、追加で発売した」(同社)。タイガー魔法瓶は今年9月に発売した「CRB-A120」に、新開発の焼き肉プレートを付属した。

パナソニック「KZ-HP2000」は温度管理が容易(画像クリックで拡大)

タイガー「CRB-A120」は中央に脂の受け皿を用意(画像クリックで拡大)

 焼き肉店で食べるような本格的な味わいを出せる逸品はあるのか。前述の2機種に加えて、三洋電機「HPS-MW3」、東芝ホームアプライアンス「HGK-10WK」、象印マホービン「EA-GA20」で肉を焼き比べた。

 評価したのは、焼肉探究サイト「ヤキニクエスト」のメンバー3人。焼いた肉の味に加えて、脂の落ち具合や煙の出方などをチェックした。

チェック方法

 5社の焼き肉プレートを使って、市販のカルビやロース、薄切り、タレに漬け込んだものなどさまざまな肉を焼き比べた。評価は、覆面で焼き肉店を食べ歩く焼肉探究サイト「YAKINIQUEST(ヤキニクエスト)」のメンバーである、gypsy氏、QD氏、francoise氏の3人に依頼。焼き肉店で食べる味わいに一番近いホットプレートを選んだ。

殿堂入り、リスペクト店を紹介。gypsy氏は年間100軒以上訪れる猛者(画像クリックで拡大)