KDDIがスマートフォンや携帯電話の新製品を一挙に発表した。電子ブックリーダーやタブレット型端末などの変わり種もあるが、注目は日本仕様の装備をまとったスマートフォンだ(画像クリックで拡大)

 KDDIは2010年10月18日、au携帯電話の新製品23機種を発表した。新たにAndroid搭載のスマートフォンを3機種追加し、auの弱点とされてきたスマートフォンのラインアップを強化する戦略を鮮明にした。先日発表した「IS03」を加えると、実に4機種ものスマートフォンを相次いで発売することになる。

 特に目を引くのが、日本市場を研究して設計された国内メーカーの“和製”スマートフォンの充実ぶりだ。東芝製の「REGZA Phone IS04」とシャープ製の「IS05」では、おサイフケータイへの対応やワンセグチューナーの内蔵、赤外線通信への対応など、日本独自の仕様を盛り込んでiPhoneとの差異化を図る。IS05は、従来のスマートフォンと比べて本体を小型・軽量化したのが特徴で、これまで大きさや重さで携帯電話からの乗り換えをためらっていた女性など新たなユーザー層の獲得も狙う。

 デザインを重視したiidaブランドのスマートフォンも開発中であることが表明された。製品のコンセプトモデルは、10月29日に開催されるデザイン関連のイベント「DESIGNTIDE TOKYO 2010」で公開されるという。

 電話やビデオチャットが楽しめるSkypeへの対応を表明したのもトピックだ。Skypeのアプリケーションはバックグラウンドで動作し、メール作成などの作業をしていても呼び出しに対応するという。Android端末用のアプリケーション「Skype au」がまず提供され、フィーチャーフォン(携帯電話)用のアプリケーションも2011年に提供される予定だ。Skypeを利用するための料金プランなど、細かな部分は「11月中に発表する」とされ、今回は明らかにされなかった。

電話料金不要で電話やビデオチャットが楽しめるSkypeに対応したのがトピックだ。当初はスマートフォンのみの対応だが、2011年以上は携帯電話への対応も進めるという。料金などの具体的な部分は発表されなかった(画像クリックで拡大)

 今回発表された新製品のラインアップは以下の通り。

▼新製品のラインアップ

商品ジャンル 製品名 メーカー 発売時期
スマートフォン SIRIUSα IS06 パンテック 2010年秋冬
REGZA Phone IS04 東芝 2011年春
IS05 シャープ 2011年春
フィーチャーフォン
(携帯電話)
X-RAY(iida) 富士通東芝モバイルコミュニケーションズ 2010年秋冬
G'zOne TYPE-X カシオ計算機
EXILIMケータイ CA006 カシオ計算機
AQUOS SHOT SH010 シャープ
BRAVIA Phone S005 ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ
T005 富士通東芝モバイルコミュニケーションズ
SH009 シャープ
URBANO MOND ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ
K006カメラなしモデル 京セラ
G11(iida) ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ 2011年春
Cyber-shotケータイ S006 ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ
T006 富士通東芝モバイルコミュニケーションズ
SH011 シャープ
K007 京セラ
簡単ケータイ K008 京セラ
PT002 パンテック
タブレット型端末 SMT-i9100 サムスン電子 2011年2月下旬以降
電子ブックリーダー biblio Leaf SP02 Foxconn 2010年12月下旬以降
モバイルルーター Wi-Fi WALKER DATA05 パンテック 2010年12月上旬以降
モバイル無線LANターミナル NEX-fi イデアクロス 2010年12月中旬以降