パナソニックの高級コンパクトデジカメ「LUMIX DMC-LX5」。撮像素子とレンズにこだわり、高感度画質を徹底的に改善したのが特徴だ。旧モデル「LUMIX DMC-LX3」と画質面を中心に比較したい(画像クリックで拡大)

 コンパクトデジカメの中に「高級コンパクト」と呼ばれるジャンルがある。リコーの「GR DIGITAL」やキヤノンの「PowerShot Gシリーズ」など、レンズ性能へのこだわりや、上質なデザインや質感を特徴とするカメラを指す。デジタル一眼レフカメラの価格を超えるほど高価なカメラも多いが、写真にこだわりを持つユーザーを中心に根強い人気を誇っている。

 パナソニックは、LUMIX DMC-LXシリーズが高級コンパクトに属している。ブラックに塗装された金属製ボディーやフィルムカメラを思わせる直線的なフォルムは、初代モデル「DMC-LX1」から一貫して受け継がれており、好評を博している。

 8月末、シリーズの最新モデル「LUMIX DMC-LX5」(以下、LX5)が発売された。2008年8月に発売された「DMC-LX3」(以下、LX3)の後継機で、約2年ぶりの待望のモデルチェンジとあって、インターネットの掲示板などでは発売前から大きな期待が寄せられていた。LX5はLX3からどれほどの強化が図られたのか、画質面を中心に両機種を比較してみた。