生玉子を加えて「すきやき丼」がおすすめ

 まず運ばれて来たときの印象は、「ちょっと小さい気がする」。直径が牛丼より3ミリ短い専用のどんぶりを使っているという。見た目は牛丼に似ているが、よく見ると豆腐としらたきが目に付く(特にしらたきが幅を利かせている)。牛肉の量は52gと牛丼(67g)より少なく、ごはんも230gと牛丼(260g)より少ない。

 具の種類は牛丼の具(牛肉、タマネギ)と豆腐、しらたき。食べてみると、牛丼に比べると味が濃いという印象。そして、たしかに甘辛い。以前のメニューで人気のあった「牛すき鍋」の味がベースになっているという。

 「牛肉の代わりにしらたきを食べている」と思うと悲しくなるが、「これこそ牛丼の原点!」と、その歴史を噛みしめるのもよい。また、肉は薄いものの、手ごろな価格ですきやき丼が食べられると考えれば、お得な気もする(生玉子を加えても350円)。「昼食は300円前後で済ませたい」と、牛丼ばかり食べている人には新味のある選択肢になるだろう。

運ばれて来たところ。どんぶりがやや小さく見えた(画像クリックで拡大)

パッと見は牛丼(画像クリックで拡大)

寄ってみると、すきやき丼に見えてくる(画像クリックで拡大)

(文/山下 奉仁=日経トレンディネット)