INTERVIEW

テレビ局をはじめエンタテインメント企業はパートナー

 来日した米Ustream社ジョン・ハムCEOとブラッド・ハンスタブル社長に話を聞いた。

5月、USTREAM Asia設立記者会見などのため来日した、ジョン・ハムCEO(左)とブラッド・ハンスタブル社長(右)

――アジア進出の理由は?

ジョン(以下J):ブロードバンド環境やiPhoneの普及が進んでいて、相性が良かったからです。なかでも日本は、USTへのトラフィックが2番目に多い国。人々がUSTに対してReady な状態でした。

――USTの人気の秘密は?

J:まず挙げられるのが、自発的かつ手軽にライブ配信できる点。今の人気も作為的なものではなく、人々がユニークな映像を公開したことによる自然発生的なもの。

ブラッド(以下B):だから、我々にとっても配信映像の大半は知らないコンテンツなんです(笑)。

――既存メディアはライバル?

B:いいえ。コーポレーション&コラボレーション、つまり協力・補完体制を進めたい。米国ではテレビ局ABCと組み、『アメリカン・ミュージック・アワード』のレッドカーペットの模様をUSTで生中継。放送開始直前に「続きはABCで」と誘導したところ、前年より200万人視聴者を増やした実績があります。日本でもテレビ局はもちろん、「ニコニコ動画」のような動画配信サイトなど、あらゆるエンタテインメント企業へ協力していきたいと考えています。

――日本の好きなUST動画は?

J:キョクシンカラテです(笑)。

(文/成松 哲 日経エンタテインメント!編集部
写真/MURAKEN(米Ustream社ジョン・ハムCEOとブラッド・ハンスタブル社長)

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