新型プレマシー(画像クリックで拡大)

 マツダは2010年7月1日、7人乗りミニバン「プレマシー」をフルモデルチェンジして発売した。一部車種にアイドリングストップ機構「i-stop(アイ・ストップ)」を搭載、2Lミニバンでクラストップの燃費性能を実現した。車両本体価格は179万9000~231万4000円。今回はFF車だけの発売で、4WD車は8月上旬に追加発売する。

 プレマシーは1999年に初代モデル、05年に2代目を発売、今回登場の新型で3代目になる。ボディーサイズは全長4585×全幅1750×全高1615mmで、先代モデルの4565×1745×1615mmと比べ、安全対策のために全長と全幅をわずかに拡大した。サイズ的には、トヨタ「ウィッシュ」やホンダ「ストリーム」が競合車種だ。

水の流れや波の形をイメージしたボディーサイドのキャラクターラインが特長(画像クリックで拡大)

新型プレマシー(左)と先代モデル(右)(画像クリックで拡大)

 外観の特徴は、マツダのデザインスタディモデル「NAGARE(ながれ)シリーズ」で表現してきた造形を、市販車として初めて本格的に採用したこと。クルマを水の塊としてとらえ、水の流れや波の形をイメージしてデザインした。

 ボディーサイドの特徴的なキャラクターラインは、ヘッドライトやフロントフェンダーから続く流れが、小石に見立てたサイドマーカーに当たり、波紋を広げながら後方に流れていく様子をイメージしたもの。後部はスライドドアのレールからリアコンビネーションランプへとつながり、ボディー全体の一体感を生み出している。空気抵抗の小ささを示すCd値は0.30と優秀な値だ。

ボンネット後端の形状を三日月型にしてフロントガラスにぶつかる空気の流れをスムーズに整流(左)。さらにボディー下面をフラット化などの処理で、空力性能が優れたボディー形状を実現(画像クリックで拡大)

07年11月のロサンゼルスモーターショーに出展した「マツダNAGARE(流、ながれ)」(画像クリックで拡大)