ついに発売が始まったアップルのスマートフォン「iPhone 4」。iPhone登場以来の大幅なハードウエア強化やデザイン変更が図られ、発表直後から大きな話題になっていた(画像クリックで拡大)

 iPhone 4の発売を迎えた2010年6月24日、ソフトバンクショップ表参道店でiPhone 4発売イベントが開催された。ひと月ほど前の5月28日には、同じアップルの「iPad」の発売イベントを実施した旗艦店であり、前回と同様にソフトバンクの孫 正義社長も登場して発売を祝った。

 発売開始の午前8時を前に、孫社長は「iPhone 4は本当に素晴らしい端末なので、ぜひ多くの方に体験してほしい。ただ、予想を大幅に超える予約が殺到したため、購入を希望される方すべてにすぐお渡しできないのが残念に思う」と語った。

発売記念イベントが開催されたソフトバンクショップ表参道店。ソフトバンクの孫社長は、iPhone 4の完成度の高さをアピールしつつ、品不足に陥ったことを陳謝した(画像クリックで拡大)

 1番乗りを果たしたのは、音楽家の高橋登也さん。発売開始3日前となる月曜日(21日)の午後3時から並び始めたという。実に2日半以上も待ったことになるが、「TwitterやUstreamで並んでいる状況の情報を発信をしたり、周囲の人とコミュニケーションを取ったりしていたら、意外にアッという間だった。こういう楽しい時間が過ごせるならば、また並んでみたい」と語った。

 発売開始後、囲み取材を受けた孫社長は「世界を見渡しても、実質ゼロ円でiPhone 4が購入できるのは日本ぐらい」と買いやすさをアピール。「私自身も、iPhoneやiPadを海外でも使っている。ただ、パケット定額制がないと料金がすぐに数万円にもなってしまう。海外利用でもパケット定額制が提供できるように交渉を進めているので、期待してほしい」と語った。

 「これまでの携帯電話は『カメラが何万画素』という具合に一部の性能を強くアピールしてきたが、iPhoneはハードウエア、ソフトウエア、デザインすべてが高いレベルでまとまっている。たったひとつの製品が世界中の人々のライフスタイルや常識を変えてしまうiPhoneは、歴史の中に必ず名を残す存在となるだろう。そのような芸術的な作品を手にできる私たちは幸せだ」とiPhoneを改めて高く評価した。

店内には、自由に触れるiPhone 4が数多く展示されていた。さまざまなアプリケーションもインストールされており、iPhone 4の精細な画面で試せる。残念ながら白モデルは展示すらされていなかった(画像クリックで拡大)

ソフトバンク純正ブランド「ソフトバンクセレクション」のiPhone 4用アクセサリーも多数用意していた(画像クリックで拡大)

(文/磯 修=日経トレンディネット)