CS放送局の「時代劇専門チャンネル」を運営する日本映画衛星放送が、オリジナル商品の企画・販売を強化している。2010年4月にネット通販サイトを開設して独自商品を販売しているほか、6月23日には時代劇のテーマソングを収録したオリジナルCDも発売した。商品を通じてチャンネルの認知度を高め、視聴者数の拡大につなげる狙いもある。

 時代劇専門チャンネル公式通販サイト「若ショップ」は今年4月7日に立ち上げた。チャンネル・キャラクター「若」の名前を冠したサイトで、これを基にした独自商品などを販売している。なかでも人気があるのは携帯電話に使う「若ストラップ」(840円)。4月に発売を始めて5月中旬には2000個を完売、5000個を追加発注した。

4月7日に開設した時代劇専門チャンネル公式通販サイトの「若ショップ」。「若」のキャラクターをあしらった、ストラップやフロシキバッグなどを販売している(画像クリックで拡大)

 時代劇専門チャンネルの視聴可能世帯は4月末時点で734万。この3年ほども、年60万~90万のペースで増えている。時代劇は視聴習慣をつけてもらいやすく「視聴可能世帯の10~20%程度が頻繁に見ている」(日本映画衛星放送営業部の中野雄高担当部長)という特徴を持っている。視聴者の7割超が50代以上で、販売ターゲットを絞った通信販売もやりやすい。そこで1年前からチャンネル・キャラクターの商品化を検討していた。

これが人気のストラップ。まとめ買いをする人も少なくないという(画像クリックで拡大)