正体は地方テレビ局のオリジナルキャラ

 パンパカパンツの正体は、SBS静岡放送のオリジナルキャラ。デビューは08年10月だ。平日15時53分から1分間、先ほどの動画が毎日のように流れた。

 この枠で人気を集めたことで、一時期の中断を経て、09年4月には19時50分からの枠に進出。新しい歌に乗せた第2弾「パンパカパンツin銭湯」が放映された。その後も歯磨きの必要性を説いた「パンパカパンツ はみがきタイム」など、2カ月ごとに「新曲」が登場。自局の番組宣伝のコーナーでも積極的に使われた。ゴールデンタイムを中心に大量露出したことで、県内限定ながら圧倒的な知名度を得ることになる。

自局番組の宣伝にもパンパカパンツが活用された

 Tシャツやブルマー、ケーキなど、キャラクターグッズも数多く生まれ、その多くが好調な売れ行きを見せた。藤栄堂スイーツファクトリーが発売したロールケーキ「パンパカケーキ」は、発売時に長い行列ができたという。「ご当地キャラ」的な要素は特にないため、県内限定であることを知らずにはまっている人も多い。

 人気を背景に、全国進出も始まっている。バンダイナムコ ゲームスのアミューズメントゲーム機「太鼓の達人13」の収録楽曲(全国共通)の一つに採用されたほか、山形県と熊本県では、静岡放送と同様にテレビでの放映もスタートしている。

パンパカケーキは移動販売車で販売(画像クリックで拡大)