マイクロソフトは2010年4月20日、パソコンパーツやプライベートブランドのパソコンを販売しているアプライド、クレバリー、サードウェーブ、ユニットコムと協力して、Windows XP搭載のネットブック利用者向けにWidows 7への移行サービスを開始した。

ネットブック市場には約277万台分の潜在需要

 Windows XP搭載のネットブックのメモリーを増設したり、記憶装置をSSDに交換したりして、DSP版のWindows 7をインストールするサービス。上記の4社の店舗をあわせると全国で約140店あり、全国の広い範囲をカバーできる。ユーザーからの受付や実際の作業は4社が担当、マイクロソフトは技術情報の提供や自社のホームページで告知などをする。

 このタイミングでサービスを提供したのは、5月の大型連休前にWindows 7の普及を促しておきたいという狙いのほか、約2年前に始まった“100円パソコン”が通信会社との契約更新時期を迎えているためだ。買い替えや買い増しが増えるこの時期に、XPから7への移行を促す。

Windows 7発売から約半年が経過した。4年半以上前のパソコンをWindows 7未対応とすると、約2005万台がそれに該当する。それ以降に発売されたWindows 7にアップグレード可能なパソコンは約1559万台。そして2年前に登場したネットブックは約277万台ある(画像クリックで拡大)

ネットブックはCULVノートと呼ばれる低価格薄型ノートの登場により販売台数の伸びは鈍化しつつある。Windows 7登場後はWindows 7搭載製品が約73%を占めるものの、累計ではまだ約89%のパソコンがWindows XPを搭載している(画像クリックで拡大)

ネットブックは一般ユーザーにも広がりを見せている。しかし、パソコンとしての処理性能の低さに不満を感じる人も増加している(画像クリックで拡大)

メモリーを2GBに増設したネットブックを使い、Windows XPとWindows 7、さらにHDDをSSDに交換した状態での比較テスト。起動、終了、ファイルコピー、Webページの描画といった項目でWindows 7はXPを上回る速度を発揮するという(画像クリックで拡大)