突然の充電切れを防ぐパワーリザーブ機能

パワーリザーブ機能の動作イメージ

 もう一つ新たに搭載したパワーリザーブ機能は、ユーザーが突然の充電切れで困らないように、予備の電池容量を残しておく機能だ。電池容量が少なくなるといったんモーターアシストを停止して、操作パネルのLED1灯が点滅して要充電表示を行う。この状態でバッテリーには、フル充電時の約1/8(標準バッテリーの新品時)に相当する約1Ah(アンペアアワー)の電池容量が残っている。

 ここで電源ボタンを長押しすると、LED1灯が常時点灯の状態になり、アシスト走行が再度可能になる。目安としてはパワーモードで4km、エコ充電モードなら6km程度、リザーブ電源で走れる。

26型のCY-SPL226はホワイト、ワインレッド、シルバー、ダークブルーの全4色(画像クリックで拡大)

 三洋電機が行ったユーザー調査の結果では、08年の道交法改正でモーターのアシスト比率がアップしたおかげで、アシスト力に対する不満はほとんど聞かれなくなった。しかし「充電に関する不便さ、不満の声がまだ残っている。ニューモデルは、それを解消する第二世代の製品」と、三洋電機コンシューマエレクトロニクス 家電事業部 サイクル商品企画部の谷口哲也部長は言う。

 主なスペックは、26型の「CY-SPL226」はサイズが全長1860×全幅570mm、サドル高さが750~930mmで適応身長の目安は143cm。重さは約25.3kgで、出力250Wのモーターと3段内装変速機を装備する。電池はリチウムイオンタイプで、標準装備バッテリー(CY-EB80K 25.2V-7.6Ah)の平均容量は8Ah。付属の専用充電器で、約280分でフル充電できる。オプションで、平均容量10Ahの大容量バッテリー(CY-EB100K 25.2V-9.5Ah)を近日発売予定だ。

(文・写真/柳 竹彦=日経トレンディネット)

平均容量8Ahの標準バッテリー(左)と平均容量10Ahの大容量バッテリーのケース内部(右)(画像クリックで拡大)

変速はグリップシフトで(左)、後輪ハブに内装3段変速機を内蔵(右)。後輪ブレーキはペダルを後ろ側に少し回すと掛かるローラーブレーキ方式だ(画像クリックで拡大)

バッテリーはシートポスト部に装着(左)。リアキャリアは22kgまで積載可能なクラス25で、泥よけと共に強度が高いステンレス製のボディー同色仕上げ(画像クリックで拡大)