※この記事は日経エンタテインメント!(3月号)の記事を転載したものです。購入は こちら

 新しいソーシャルメディアとして注目される「Twitter(ツイッター)」。国内でも鳩山由紀夫首相や勝間和代、広瀬香美など各界著名人が、こぞって“つぶやく”など、昨年からユーザーが急増中。その人気ぶりに一般企業も着目し、テレビ業界でも公式アカウントを取得する局が増えてきた。

 そんななか、日本テレビでは、ツイッターを活用した番組を制作する。2月19日深夜から計4回放送予定の『クチコミ戦隊つぶやくんジャー』だ。昨年12月に番組の公式アカウントを取得。フォロワーと呼ばれる参加者は2700人を突破している(1月27日現在)。

番組の公式アカウントページ(「tsubuyakuNTV」)(画像クリックで拡大)

クチコミ戦隊つぶやくんジャー 2月19日、3月5、12、19日深夜 日テレ系

番組オープニングアニメのバナナマンのデザイン案とバーチャルスタジオのイメージ画像。どちらもツイッター上で公開された。ほか、つぶやきピンクのオーディションの模様もつぶやきで中継
(C)NTV(画像クリックで拡大)

 プロデューサーの金田有浩氏は、「多くの企業がコミュニケーションを重視している今、一般の人々とのコミュニケーションの場をどうプロデュースするかということは、我々にとっても重要なテーマ。そういう意味で、ツイッターのようなソーシャルメディアとのコラボレーションやその使い方を開発していく必要がある」と番組の企画意図を語る。

 無数のエンタテインメントがあふれ、メディアの垣根が曖昧(あいまい)になりつつある今、求められるのはとにかく面白くて楽しいこと。その至上命題をクリアするうえで、ツールの制約を厳守することは必ずしも正解ではない。例えば、テレビの放送だけでなく、ほかのメディアを使ったコミュニケーションもエンタテインメントになりうる。「僕はコミュニケーション・エンタテインメントと勝手に呼んでいますが、それを提示するうえで、ツイッターは非常に使いやすいツール」(金田氏・以下同)。