この記事は、『日経アーキテクチュア』と日経トレンディネットが、連携して行ったショッピングセンター探訪取材を基に制作したものです。『日経アーキテクチュア12月21日号(同日発行)』でも、同取材を基にした記事を掲載します。

 高い集客力を誇る大型商業施設であるショッピングセンター(SC)の売上が、消費マインドの低迷から減少し続けている。日本ショッピングセンター協会の販売統計調査報告によると、9月の既存SCの前年同月比売上高は-4.7%で、13カ月連続マイナスとなっている。一方、SCの開業数も昨年は88カ所だったのが、今年は50カ所程度にとどまる見通しだ。

 そんな折り、モール型のSC(ショッピングモール、以下モール)を建築やショップのデザインの視点から見直そうと、建築家、デザイナーらがモールを巡るという企画が、『日経アーキテクチュア』から持ち込まれた。参加者は批評家の東浩紀さん、建築家の藤村龍至さん、空間・インテリアデザイナーの李明喜さんと浅子佳英さん、編集者・ライターの速水健朗さん、情報環境分野の研究者である濱野智史さんの6人。「ビッグホップガーデンモール印西」「イオンレイクタウン」「ららぽーと新三郷」など東京近郊のモールを巡り、これからのサバイバル像を考えるという。この探訪ルポに同行した。

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ビッグホップガーデンモール印西。イベントができる公園劇場や、1周約15分の観覧車、恐竜が出迎えるアドベンチャーパークなどもある。コンセプトはテーマパーク?(画像クリックで拡大)

JR武蔵野線新三郷駅西口に直結しているららぽーと新三郷。しかし連絡通路に屋根はないので、雨の日は傘が必要(画像クリックで拡大)

イオンレイクタウンもJR武蔵野線越谷レイクタウン駅直結。イオンレイクタウンはkazeエリアとmoriエリアからなるが、ロゴマークや色でエリアを示している(画像クリックで拡大)