この記事は日経トレンディ10月号(9月4日発売)特集「2010年を制する ニッポンのメガトレンド」の一部を転載したものです。情報は基本的に発売時点のものとなります。

 老舗百貨店と格安スーツ店──。「水と油」の存在だった両者が、今年、異色のタッグを組んだ。

 この春、はるやま商事が手がける2プライススーツ店「P.S.FAプラチナ」が大丸梅田店に出店。20~30代前半の若者層を取り込み、当初計画の3.3倍を売り上げた。夏には、大丸梅田店とはるやま商事が共同で、3000~5000円の超格安スーツなどを販売するイベントを開催。こちらも計画の2.5倍という売り上げを達成した。さらに9月には、大丸札幌店にも出店している。

 このタッグ、実は、今後の“百貨店復権”を占う取り組みなのだ。

「P.S.FA プラチナ 大丸梅田店」。2万9400円と3万9900円の2プライススーツを扱う(画像クリックで拡大)