歴代フロッグマンの特徴は?

 代を重ねるごとに進化、変化した点もある。95年に登場した2代目フロッグマン「DW-8200」は軽くてさびにくいチタン素材を採用、99年に登場した3代目「DW-9900」は小型化、01年に登場した4代目「GW-200」はソーラー駆動を実現している。そして5代目フロッグマンは、世界6局の標準電波に対応する電波時計へと進化した。

2代目フロッグマン「DW-8200」(画像クリックで拡大)

3代目「DW-9900」(画像クリックで拡大)

 ケースの密閉性を高めたダイバーズウオッチは、中に電波を届かせるのが困難で電波時計の開発は困難とされる。既に、その壁を乗り越えてダイバーズの電波時計を開発したのはシチズンだが、シチズンのダイバーズ電波時計が受信するのは日本2局の電波だけ。「フロッグマンGWF-1000」は、日本2局のほか、中国、北米、独、英の計6局の電波を受信する。「密閉性が高く、電波を通しにくいメタル素材のスクリューバックケースで安定して世界6局の電波を受信させることは困難だった」(カシオ計算機広報部・壽福ひかりさん)。電波は水中に届かないから水中では電波時計としては動かないが、ダイバーズウオッチで世界6局の標準電波に対応した点に意味があるのだ。ちなみに電波が届かない場所に行くと時計は自動的にクオーツ駆動に切り替わる。

■変更履歴
 初出ではカシオ計算機広報部・壽福ひかりさんのコメントが「受信した電波を時刻に変換するための電子部品が増えるためダイバーズでの6局対応は困難だった」となっていましたが、その後、「現在は電波受信用の部品を必要としない方式を採用しており部品点数は削減しているため、この表現は適切ではなかった」と、ご本人から訂正依頼がありました。ダイバーズウオッチの電波化に際して、最も困難だったのは「感度の確保」であったため、コメントを「密閉性が高く、電波を通しにくいメタル素材のスクリューバックケースで安定して世界6局の電波を受信させることは困難だった」と変更しました。[2009/9/24 18:00]