仮面ライダーシリーズ初の「W主演」
主人公2人が1人の仮面ライダーに変身!

 『仮面ライダーW』は、平成仮面ライダーシリーズの10周年プロジェクトの“秋の陣”となる。今年に入ってから、1月に同系列でスタートした『仮面ライダーディケイド』、5月に公開された『劇場版 超・仮面ライダー電王&ディケイド NEOジェネレーションズ 鬼ヶ島の戦艦』、8月公開予定の『劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』など、過去のライダーを登場させる演出を用いた10周年記念作品を提供。いずれの作品も人気で、『仮面ライダーディケイド』の視聴率は、日曜朝の放映にもかかわらず平均8%を超え、『劇場版 超・仮面ライダー電王&ディケイド』もゴールデンウィークの興行収入ランキングでトップ10に入るなど健闘した。なお、『劇場版 仮面ライダーディケイド~』には、テレビ放送に先駆けて仮面ライダーWが登場する。

 『仮面ライダーW』は、次の10年へ向けた新たな試みとして、シリーズ初となる「W主演」を実現。「風都(ふうと)」という街が舞台とし、桐山演じる行動派探偵の左翔太郎(ひだり・しょうたろう)と、菅田演じる頭脳派探偵のフィリップのコンビが、2人で1人の仮面ライダーWに変身し、怪事件を解決していく。

 2人で1人のライダーに変身するが、その変身フォームは多様だ。翔太郎とフィリップは、変身ベルト「ダブルドライバー」に2人が持っている「ガイアメモリ」と呼ばれるアイテムを挿すことで変身するのだが、そのガイアメモリはそれぞれ3本ずつ持っている。左翔太郎は主に武器を決める“ボディSIDE”のガイアメモリを、フィリップは主に戦闘スタイルを決める“ソウルSIDE”のガイアメモリを所持しており、その組み合わせで9種類のフォームに変身する。ただし、最もバランスの取れた基本フォームは、「素早い技の戦士」「熱き怪力戦士」「不思議なガンマン」の3種類となっているようだ。

 このほか、本作では、平成仮面ライダーシリーズでは描かれることがなかった「敵組織」が登場するという。敵役の寺田農の怪演(?)にも期待したい。

 主演を務める桐山は「小さいころから仮面ライダーを演じることが夢でした。初心を忘れず、どっしりと構えたいと思います」とやる気を見せる。一方、菅田は「まさか選ばれると思っていなかったので、まだ信じられません。演じるフィリップという少年は、頭脳明晰ですが、子どもっぽいところもあります。ぜひ注目してください」と見どころを語った。

W主人公の1人、左翔太郎を演じる桐山漣。翔太郎は、自称ハードボイルドで70年代スタイルに感化されているが、実際には人情家(画像クリックで拡大)

もう一人の主人公、フィリップ役の菅田将暉。冷静なるデータ信奉者で、脳内にありとあらゆる知識が詰まっている(画像クリックで拡大)

 平成仮面ライダーシリーズといえば、主演を演じる俳優がイケメンであることでも知られる。『仮面ライダークウガ』(2000年)でオダギリジョー、『仮面ライダーカブト』(2006年)では水嶋ヒロなどの俳優を輩出してきた。2007年の『仮面ライダー電王』では、現在人気の映画『ROOKIES-卒業-』に出演している佐藤健が主人公だった。今回の主演を務める2人にも期待が集まる。