自宅で飲んでもらうためのアピールも活発だ。Webサイト上に「ハイボールの作り方」を載せたり、ブロガーを招いての講習会を行うなどして、Webを利用してハイボールの認知向上を狙った。現在、Googleで「ハイボールの作り方」を検索すると、個人ブログや動画などを合わせ10万件以上のページがヒットするまでになった。

 これらの取り組みが功を奏し、サントリーの主力商品である「角瓶」は1~5月で前年比112%の販売増となった。ウイスキー全体でも前年を超えた。さらに、酒税改正の影響もあった1998年以来、11年ぶりにウイスキーの増産を決定。今年のウイスキー総生産量は約550万ケースと見込む。

 6月9日にはコンビニエンスストアで、「角ハイボールセット」(980円)を限定発売。セット内容は、「角瓶 ポケット瓶」(180ml×1本)、「サントリー ソーダ」(200ml×1缶)、「特製 角ハイボールジョッキ」(1個)。これもコンビニをよく利用するといわれる若い層を狙った戦略だ。

コンビニエンスストアで販売する「角ハイボールセット」(980円)。ジョッキグラスには、ウイスキーの目安量を示す印もある。自宅で手軽にハイボールが楽しめる(画像クリックで拡大)

ブロガーイベントの様子。「すごいハイボールの作り方」も紹介された(画像クリックで拡大)