2009年6月8日に開催されたアップルの開発者向けイベント「WWDC」に行ってきた。何といってもお目当ては新しいiPhone 3Gの発表。さらに、もしかすると、病気療養中のスティーブ・ジョブズCEOが復活するのではないか、という淡い期待も抱いていた。

早朝から開発者の長蛇の列が!

 前日夜、様々な人たちと食事やお酒を交わした後、深夜12時にとりあえず、会場であるモスコーンセンターに行ってみた。大行列ができているかと思いきや、待っているのは3人のみ。予想が外れてちょっとガッカリ。

 筆者も並んでみようかと思ったが、メディアはこのタイミングで並んでも前列をおさえられるとは限らない。アップル広報は「朝8時半からメディアは受け付け開始なので、そのちょっと前に来てくればいいです」というので、ホテルに戻って取りあえず目覚ましを7時半にセットして就寝。フライトの疲れもあってすぐに爆睡となった。

 しかし、目覚めてみると朝の5時半。取材への気持ちの高まりか、すぐに目が覚めてしまった。二度寝をすると寝坊しそうな危険もある。やることもないので、とりあえず、取材がてらまた会場へ。

 するとなんということだろう。すでに会場には1500人近い開発者が並んでいた。会場をぐるっと半周するほどの人だかり。早くも盛り上がっている。6月のサンフランシスコは思ったより涼しい。そんななか、みんなスタバのコーヒーを片手に並んでいるのだ。アップルのモスコーンセンターでのイベントは4回目の取材となるが、スティーブ・ジョブズCEOがいなくても、熱気は衰えることはないようだ。

朝6時。すでに会場は1500名近い来場者達で取り囲まれている(画像クリックで拡大)

去年は孫社長、今年のソフトバンクは誰が出席?

 いよいよ8時半となり、受付を済ませて、ホールのドアの前までやってきた。このホールには扉が3枚あり、左端には「メディア」、真ん中と右端には「VIP」という看板を持っているスタッフが立っていた。

 今年1月のMacworld Expoでは、左端のドアの先頭に陣取っていたら、なんと「実は真ん中しか開かない」というヘマをこいてしまい、あっという間に他のメディアの後塵を拝したという苦い経験があった。とりあえず、今回も左端に並んだのだが、米国メディア関係者が会場スタッフに聞いたところ「まずは真ん中しか開かないわよ」という声を盗み聞き。そっと、真ん中のほうに移動しておいた。

 毎回、入場はきっちりとした行列ができていることはなく、かなりアバウト。そのため、行列を横入りするという感じではないのだ。

ホール入り口の様子。ごちゃまぜで、きっちりとした行列はない状態(画像クリックで拡大)

 9時半が過ぎたところで、カギを開けてくれるおじさんが登場(このひとは毎回一緒。自分にとってはおなじみのひと)。早速ドアが開いたので、メディア席に向かう。もちろん走らず、早足で。なんとか前から2列目、しかもメディア席の一番端という席をゲットできた。ここなら隣の観客に邪魔されることなく写真が撮れる。

 その後、続々とメディアとVIPが会場に入り、さらに開発者もやってきてどんどん席が埋まっていく。まずやることはVIPチェック。昨年はここにソフトバンクモバイルの孫正義社長を発見。バシャバシャ写真を撮ったことがある。今年は孫社長は来ず、宮内謙副社長が来るという情報を入手済み。しかし、この段階では宮内副社長の姿は見つけることができなかった。

開演前の様子。VIP席で探してみるが、顔出ししてもOKのような人は見つからず(知り合いは何人も発見)(画像クリックで拡大)