ライカカメラジャパン

M8.2

実売価格:70万円(ボディー単体)

発売日:2008年10月23日


このモデルの注目ポイント ライバル機種はズバリこれ!
・気軽な撮影が可能なスナップショットモードを追加
・シャッター音とシャッターチャージ音を軽減
・露出補正機能の操作性をシンプルに改善

 独ライカカメラ社のMシリーズといえば、1954年から発売されている同社の主力カメラだ。レンジファインダータイプのレンズ交換式カメラで、当然のことながら当初はフィルムのカメラだった。

 2006年秋、これまでのMシリーズの使い勝手とデザインをほぼそのままに踏襲しつつデジタル化した「M8」が登場。今回紹介する「M8.2」は、M8のマイナーチェンジモデルとして登場した新機種だ。

スナップショットモードの追加で、難しい設定を省いた簡単撮影が可能に

 M8からの進化は、機能面やデザイン面など多岐にわたっている。機能面や操作面では、ISO感度設定にオートが追加されたことや、シャッター音とチャージ音が静かになったこと、最高速度が1/8000秒から1/4000秒に変更となったこと、望遠撮影時のブライトフレームが見やすくなったこと、露出補正しやすくなったことなどが挙げられる。

レンジファインダーデジタルカメラ「M8」のマイナーチェンジモデル「M8.2」。M8で指摘されていた点を数多く改良しており、フルオート的に撮影できるスナップショットモードの追加や、シャッターチャージ音の軽減などが図られた(画像クリックで拡大)

 デザイン面では、表面の合成皮革の質感が変わったこと、ライカのロゴバッジが赤から黒になったこと、ホットシューが黒塗装となって型番が刻印されたこと、液晶モニターが傷つきにくいサファイアガラスでカバーされたことなどが挙げられる。

 このような改良が施されて、M8の購入者はさぞかし悔しい思いをしているのでは…と想像できるのだが、実はそうでもない。既存ユーザー向けのバージョンアッププランが用意されており、使い込んだ愛機のシャッターユニットや液晶モニターなどをM8.2とほぼ同等にできるのだ。ライカが高級カメラであることの証といえよう。

M型ライカ伝統のデザインをかたくなに守っている。M8とデザインはほぼ同じだが、ブラックモデルは丸いライカのロゴが黒地に変わった。液晶モニターのカバーは、キズが付きにくいサファイアガラスを採用している(画像クリックで拡大)