「友人に薦めたいマンガを選ぶ」をコンセプトとした「マンガ大賞2009」の授賞式が3月24日、ニッポン放送のイマジンスタジオで行われ、末次由紀さんの『ちはやふる』が大賞に選ばれた。同賞は、書店員を中心とした各界の「マンガ好き」が選考員を担当。あくまで一般のマンガファン目線で作品を選考するのが特長だ。作品が売れることで直接利害が発生する編集者やデザイナー、マンガ家などは選考に加わることはできない。

「競技かるた」という新しい題材の
『ちはやふる』が大賞を獲得!

大賞作品『ちはやふる』(末次由紀/講談社)(画像クリックで拡大)

 大賞を獲得した『ちはやふる』(講談社「BE・LOVE」連載中)は、2008年から連載がスタートした少女マンガ。主人公の千早(ちはや)が「小倉百人一首競技かるた」と出会い、かるたを通して仲間たちとともに成長していく青春ストーリーだ。現在コミックス(単行本)は4巻まで発売されており、累計60万部を発行している。“文化部系マンガ”として、競技かるたという新しい題材に取り組んだことや、少女マンガであるにもかかわらず、少年マンガを思わせるようなスピード感溢れる競技風景を描き出したことなどが、今回の大賞につながったようだ。