野球ファン待望の「2009 ワールド・ベースボール・クラシック(以下、WBC)」が、いよいよ3月5日から東京ドームでの第1ラウンドを皮切りにスタートする。2006年の第1回大会は、王貞治監督が率いた日本代表チームが優勝に輝いた。日本の野球が世界に通じることを証明した意義のある大会となった。その一方で「あんなに負けたのになぜ優勝できたの?」と思った人も多かったのではないか。正直、大会規定に救われた部分も少なくない。

 2006年を少しだけ振り返ろう。日本代表は準決勝で韓国を破り、決勝でキューバを下して世界一となった。しかし準決勝進出までの予選第1ラウンド、第2ラウンドの通算成績は4勝3敗。対する韓国代表は準決勝で日本代表と対戦するまで、6勝0敗で予選第1、第2ラウンドとも全勝していた。しかも日本と韓国は第1、第2ラウンドとも同一プールで対戦し、2回とも日本が負けているのだ。準決勝では“三度目の正直”で日本が勝ち、韓国はベスト4に終わった。韓国代表にとってみれば納得のいく結果とはいい難い。

 こうした参加各国の不満を和らげるため、今回のWBCではいくつか大会規定が変更された。球場に足を運ぶ人もテレビで観戦する人も大会規定の変更はしっかりと押さえておきたいところだ。

WBC、東京ラウンドの公式サイト:http://www.wbctr.jp/