新宿地区の再編に取り組んでいる丸井グループ(以下、丸井)。4月下旬に「新宿マルイ 本館」が新たに完成するほか、「マルイシティー1」や「マルイシティー2」、「マルイヤング 新宿」など既存5館の改装も進めている。2月20日には、旧「マルイシティー2」を全面改装した「新宿マルイ ワン」がオープンした。

10~20代女性がメインターゲット
海外の若者も視野に

 「新宿マルイ ワン」は、旧「マルイヤング 新宿」にあった「ゴシック」「ロリータ」「パンク」といったジャンルのファッションショップに加え、「アジアンモダン」「ストリート」などのジャンルを提唱するショップを追加。「東京のファッションカルチャーを世界へ発信する」専門館として、海外の若者も注目している「クールジャパン」を前面に打ち出していく考えだ。

 丸井によれば「ターゲット層の年齢は特に指定していないが、結果的に10~20代の女性がメインになると考えている。こうしたターゲットはもちろん、海外の若者たちの目線も意識して、各ショップ一つひとつの世界観が楽しめるような店作りにした」という。マンガやアニメ、ゲームを通じて、ゴスロリやロリータなど日本のファッションカルチャーは海外から注目されている。加えて、パンクといったファッションも日本独自の進化を遂げている。丸井の目論見通り、購買力のある若い女性層と、海外からの観光客を集客できるか、注目したい。

「新宿マルイ ワン」の外観。2月20日にオープンした
新宿区新宿3-1-20、営業時間は11:30~21:00(日祝日は20:30閉店)(画像クリックで拡大)

エスカレーター脇には、カルチャー雑誌『スタジオボイス』(INFASパブリケーションズ)と連動したアートが施されている(画像クリックで拡大)