2008年12月1日に改正された道路交通法施行規則によって、電動アシスト自転車の人力に対するアシスト比率の上限が従来の1:1から1:2に拡大された。アシスト比率のアップにより少ない力で自転車を走らせることが可能になったというわけだ。これを受け、各自転車メーカーから新基準に対応したモデルが登場している。

走行時に発電し、充電可能
走行安定性も高い三洋の「eneloop bike」

「eneloop bike SPAシリーズ」(希望小売価格13万6290円)。サイズは26インチ、バッテリー容量は5.7Ah(最小値)(画像クリックで拡大)

 三洋電機は、乗車時に発電し、充電できる「ループチャージ」を搭載した電動ハイブリッド自転車「eneloop bike(エネループ バイク)」を今年2月に発売。同社ではこれまでも走りながら充電できる電動アシスト自転車を発売していたが、今回は2006年より展開している商品群「eneloop universe products(エネループ ユニバース プロダクツ)」の一つとして展開を始めた。

 ループチャージとは、ブレーキ操作時に電力を回生し、充電する「ブレーキ充電システム」と、平地・上り坂・下り坂などのさまざまな変化に応じて走行・エネルギー制御を行う「オートモード」の2つのシステムからなる。これにより、下り坂や減速時などに生まれるエネルギーを電気に変え、バッテリーに充電できる。

 また、以前から同社商品の中でも人気のあった「両輪駆動方式」を採用。モーターの駆動力を後輪だけにかけている他社の自転車とは違い、前輪にもモーターの駆動力をかけることで、直進安定性の高いスムーズな走行ができる。当面のターゲットは主婦層や年輩者だが、徐々にターゲットを拡大し、「eneloop bike」をエネルギー循環型ブランドの象徴として打ち出していくという。