ステージ上に世界のトップシェフたちがずらりと並んだ。フランス料理界の巨匠ジョエル・ロブソン氏、スペイン「エルブリ」のシェフであるフェラン・アドリア氏、米国で最も有名な日本人とされる松久信幸氏、異なる2つの店で三つ星に輝いたピエール・ガニェール氏――。ちょっと考えられない眺めだ。

 世界に名だたるシェフが一堂に会するイベント「世界料理サミット TOKYO TASTE」が、2月9日(月)東京国際フォーラムで幕を開けた。11日(水)までの3日間、シェフが1人50分の持ち時間で次々にステージに登場し、オープンキッチンでデモンストレーションを展開。隣接会場では食関連の日本企業や農林水産省などがPRブースを出展し試食や展示を行った。

 有名シェフの手さばきを目の当たりにできるとあって、チケットは1日3万円(最終日は1万円、3日間通しで6万円)という高額にもかかわらず、開幕1カ月前に完売。会場には、料理人やレストラン関係者のほか海外のメディア関係者が詰めかけた。

8カ国から21人のシェフ、研究者が集結。アジアで初めての料理の国際大会だ(画像クリックで拡大)

世界料理サミット実行委員会 総裁 小泉純一郎氏。セレモニー冒頭のあいさつで、相互交流を訴えるとともに、「シラク前大統領に『日本料理をもっと宣伝しなさい』と言われた」とエピソードを明かした(画像クリックで拡大)