これからの50年を見据えた3つのコンセプト

 東京タワーは、東京のランドマークとしての「象徴性」、これからの50年を視野に入れた「永続性」に加え、省エネなどの「環境性」もコンセプトに掲げている。

 ライトアップの電気代は、これまでは1日あたり6時間で約2万4000円。今回は「ダイヤモンドヴェール」を並列しても、約1万8520円と約25%の省電力となる。投光器の精度がアップしたことと、中間部照明器具に消費電力の少ないLEDを使用していることが理由だ。

 東京タワーを訪れる客層は団体が3割、個人が7割で、首都圏近辺に住む人が多く、時間帯としては17時以降のいわゆる夜景の時間の集客が増えている。2007年度の集計で、展望の集客数は約324万人。一時期、集客が落ち込んだが、2005年のフットタウンのリニューアルによって、約13年ぶりに300万人を突破した。「フットタウンのリニューアルも理由の一つだが、展望台の営業時間延長とイベントの充実で、デートスポットとしての認知が上がって来たからだろう。映画『東京タワー』などの影響もあった」と日本電波塔株式会社・観光本部企画部の澤田健さんは説明する。

(文/小竹智子=プレスラボ)

■東京タワー
〒105-0011東京都港区芝公園4-2-8
TEL:03-3433-5111(代)
展望台営業時間:9:00~22:00
最終券売:大展望台21:45まで
     特別展望台21:30まで
年中無休
URL:http://www.tokyotower.co.jp