社団法人 日本皮革産業連合会会長 大澤重見氏

  11月3日、青山スパイラルホールにて「ベストレザーニスト2008」の授賞式が開催された。女性部門で「ベストレザーニスト賞」を受賞した女優の香里奈と、今回から新設された男性部門で受賞した俳優の谷原章介が登場。レザージャケットをまとった2人が、トロフィーを受け取り、革製品にまつわるトークショーを繰り広げた。

 「ベストレザーニスト」の主催は、今年からこれまでの「社団法人 日本タンナーズ協会」から「社団法人 日本皮革産業連合会」(略称:JLIA[ジェイリア])に変わった。日本タンナーズ協会は基本的に製革業者の社団法人。一方のJLIAは、革製品の原材料、製造から流通、販売までにかかわるすべての業者を代表する団体だ。実は日本タンナーズ協会もJLIAの会員となっている。つまり、より上位の協会に主催を移すことで「多くの革製品の関連業者で市場を盛り上げたい」という狙いがある。JLIAによれば「最近は縫製を海外で行うケースが多く、純国産の革製品は市場の2割程度しかない」という。授賞式でJLIA会長、大澤重見氏は「国産天然皮革のPRに、今後も業界を挙げて取り組んでいく」と意気込みを語った。

 主催が変わったことで、従来は女性部門だけだったベストレザーニストに男性部門が設けられた。その第1回の受賞者が、ドラマや映画、バラエティ番組の司会などマルチに活躍する谷原章介だ。さらにJLIAは、11月3日を「いいレザー(1103)の日」と定め、今後も11月3日にはさまざまなPRイベントを展開していく方針。毎年決まった日に授賞式を開催することで、ベストレザーニストの知名度向上し、「寒くなる季節の風物詩」となれるか注目しておきたい。