千葉県の幕張メッセで開催中の「CEATEC JAPAN 2008」のソニーブースの主役は液晶テレビのとBDレコーダーだ。11月上旬に販売予定の世界最薄9.9mmの液晶テレビ「KDL-40ZX1」を大量展示し、薄さをアピールしていた。BDレコーダーは最新の秋冬モデルの上位機に搭載した高画質化回路「CREAS(クリアス)」の効果を旧モデルと比較展示していた。

 会場にはKDL-40ZX1を10台以上展示。外付けのチューナーボックスとの接続にワイヤレス伝送システム(5GHz帯で非圧縮)を標準装備しているのも本機の特徴だ。「壁掛け」や「壁寄せ」展示で、自由にレイアウトできることをアピールしていた。市場想定価格49万円前後。

 BDレコーダーは、「BDZ-X95」「同 X100」に搭載した高画質回路「CREAS(クリアス)」の効果を実機を使って説明していた。説明員によると、世界で初めてデジタル放送やブルーレイディスクソフトなどを14ビット相当の高階調映像出力をサポート。人間の視覚特性を利用した独自の映像処理アルゴリズムによって、すべてのハイビジョンテレビで擬似的に14ビット相当の滑らかな画質を再現できる。昨年のモデルとの比較では、補完技術の精度を高めることで「ゆっくりとパーンするような映像で見られるざわざわ感がおさえられる」(説明員)ようになっているという。

 昨年に引き続き超薄型の有機EL液晶テレビを技術参考出展していた。バックライトがいらない完全個体構造を採用した0.3mmの超薄型パネルや、曲げられる有機薄膜トランジスタ駆動フルカラー有機ELディスプレイ(映像のみ参考出展)などには、多くの報道陣がカメラを向けていた。

ソニーブースの主役は年末商戦向けの液晶テレビ「BRAVIA」の最新モデルとBDレコーダー(画像クリックで拡大)

世界最薄9.9mmの液晶テレビ「KDL-40ZX1」(画像クリックで拡大)

BDレコーダーの上位モデルに搭載する高画質回路「CREAS(クリアス)」の効果を説明(画像クリックで拡大)

バックライトがいらない完全個体構造を採用した0.3mmの超薄型パネル。横から見ると薄いのが分かる(画像クリックで拡大)

(文/吾妻 拓=日経トレンディネット)